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礼拝堂

主は私の羊飼い。私は乏しいことがない。
主は私を緑の野に伏させ 憩いの汀に伴われる。< 詩編23編  >

チャプレンから皆さまへ


皆様、こんにちは。
2019年の4月からヴォーリズ記念病院でチャプレンをしております、中村信雄です。チャプレンとは、病院等の施設にあるチャペルで仕える牧師のことです。

私たちは誰でも重い病を抱えたり、思い通りに動くことができなくなると、先が見えず不安になったり、悲しみを抱えることになります。周りの人にその気持ちをわかってもらえず、孤独になることもあります。とてもつらいことです。
チャプレンは、そのようなときに患者様・ご家族の気持ちに寄りそうかたちでお話を伺います。少しでも皆様に安らぎと慰めがあるように、そして平安があるように願いお祈りしております。

話を聴いてほしい、祈ってほしいと思ってくださった方は、最寄りの職員に「チャプレンを呼んでほしい」とお伝えください。喜んでお伺いいたします。



礼拝について

入院なさっている患者様、ご家族、職員のことを心に留めて、新病院チャペルでも礼拝しております。
礼拝は、入院中のすべての方々のために開かれています。ご遠慮なく、ご自由にお越しください。


※ 車椅子・ベッドのままでご参加いただけます。(移動介助の必要な方は看護師・チャプレンにご相談ください。)

チャペル行事

チャペルではチャペルコンサート、展示会など、様々な行事を企画しております。スタッフステーション近くの掲示板に案内を掲示しております。どうぞご自由にお越しください。チャペルで皆様をお待ちしております。

先達から受け継いだもの

1937年に献堂されたチャペル
「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。」
新約聖書 マタイによる福音書11章28節 イエス・キリストが語られた言葉。

ヴォーリズ記念病院 チャペル(礼拝堂)

ヴォーリズ記念病院の前身である近江療養院は、結核を患った方々の療養所として1918年に開設されました。有効な薬が開発されるまで、多くの方々が結核を患い最期を迎えていた時代でした。W.M.ヴォーリズは、結核を患った方々を病客(病を抱えているお客)と呼び、隣人として療養所に迎えました。
1937年、病客と職員が礼拝をささげるために念願であった礼拝堂(チャペル)が献堂されました。

新病院を建築する際、時は流れてもその思いは受け継がれました。また入院されている方々が、そのままで神様の前に向かうことができるように、病院内にチャペルが献堂されました。
神様は、祈りをささげるお一人おひとりに、心の安らぎ、慰め、たましいの平安を与えてくださいます。皆様も、チャペルでご自由に静かな祈りの時をお過ごしください。

旧約聖書 詩編23編 (聖書協会共同訳)
主は私の羊飼い。私は乏しいことがない。
主は私を緑の野に伏させ 憩いの汀に伴われる。
主は私の魂を生き返らせ 御名にふさわしく、
正しい道へと導かれる。
たとえ死の陰の谷を歩むとも 私は災いを恐れない。
あなたは私と共におられ あなたの鞭と杖が私を慰める。
私を苦しめる者の前で あなたは私に食卓を整えられる。
私の頭に油を注ぎ 私の杯を満たされる。
命あるかぎり 恵みと慈しみが私を追う。
私は主の家に住もう 日の続くかぎり。

チャペルステンドグラス

祈りの部屋

チャペルの入り口に、祈りの部屋があります。
お一人で静かな時間を持ちたいときに、ご自由にご利用ください。

礼拝、チャペルコンサート、各種式典の際、チャペル内に入りづらい病を抱えた方々、小さな子ども連れの方々にご利用いただけます。

祈りの部屋

日曜礼拝 (於:旧チャペル)

日曜礼拝 (於:旧チャペル) 毎週日曜日 朝8:30~9:00


入院なさっている患者様、ご家族、職員のことを心に留めて日曜礼拝を行っています。
ケアハウス信愛館等で暮らされている方々、賛同いただける地域の方々にも開かれていますので、ご自由にご参加ください。皆様のお越しをお待ちしております。

※急遽、休みとなる場合もございますので事前にお問い合わせください。


チャペル